確定拠出年金(401k)でバリュー平均法を実践します。
◼︎ バリュー平均法とは
よく知られた『ドルコスト平均法』というのは、投資信託のように値動きのある資産に投資する場合、毎回一定金額で購入し続けていくことで得られる効果のことをいいます。
具体的に言うと、『ドルコスト平均法』の場合、一定金額で買い付けるため、価格が安い時にはより多くの口数が買え、逆に価格が高い時には買える口数が少なくなります。
価格は常に変動していますので、これを繰り返していくうちに、相対的に安い価格で買える口数が多くなり、買付単価を下げることができるというものです。
これに対して
◉『バリュー平均法』というのは、毎回同じ金額で買い付けていくのではなく、マーケットの変動に合わせて買付金額を変動させていく方法です。
◉ 価格が下がった時は買付金額を増額し、価格が上がった時には買付金額を減額します。
◉ この方法で積み立てることによって、積立投資の効果をドルコスト平均法より一層高めることができるというものです。
その他、運営の注意点としてこのようなものがあります。
◉ まず「バリュー経路(バリューパス)」といって、時価評価した際の積立の目標累計額を決める必要があります。
◉ 積立は3か月ごとに行うことがよいらしいです。
◉ 相応のリザーブ資金が必要になることがあります。
この辺りがバリュー平均法を躊躇させるボトルネックではないかと個人的に思っているところで、分かりにくいですね。
どうすれば良いかというと、要は、
◉ 3か月に資産の増え方をチェックし、
◉ 思ったより増えている場合(バリュー経路を超えた部分)は売却してリザーブさせ、
◉ 思ったより増えてない場合(バリュー経路から不足してる部分)はリザーブ資金でいつもより多く買う
ということを行えばよいのです。
◼︎実践編
前提です。
◉ 私の場合は401kの毎月の掛金が25,500円です。
◉ バリュー経路として年利4%の利回りを期待します。
そうすると、毎月25,500円ずつ3回拠出した元本は76,500円です。
年利4%の収益を加えたバリュー経路は76,755円となります。
① 実際の資産額が76,755円より多ければ、超えた部分を売却します。
例えば、77,000円になってたとすると、245円分売却してリザーブ資金とします。
② 逆に、実際の資産額が76,755円より少なければ、少ない部分を追加購入します。
例えば、76,500円になってたとすると、リザーブ資金から255円分を追加購入します。
言い換えると、当月は25,500-245=25,255円の少ない掛金で当初目標を達成していることになります。
これをずーっと続けていくと、結果として、投資元本に対する利益率が高まり、効率的な投資が可能となるわけです。
想定される留意点としては、途中、リザーブ資金から追加購入する期間がしばらく続くことです。
リーマンショク級の下落がこないとは、誰も言い切れません。
その場合、かなりのリザーブ資金が必要となってしまいます。
401kでその問題に対処する場合、25,500円全額で投資信託を買い付けるのではなく、あらかじめ数パーセントをリザーブ資金として、定期預金など元本確保型商品かMMFを買い付けることが考えられます。
ちなみに私の場合は、先日史上最低金利をつけたときに、日本債券インデックスファンドを一旦全売却して定期預金においていますので、リザーブ資金は心配してません。
あとの管理も大変なので、今年の1月から運用を始めた前提で、早速やっていきます。
1月に始めれば、チャレンジ何か月目か判定しやすいですし、今後は4月、7月、10月にチェックするだけなので、それほど手間がかかりません。