
こんにちは。
2025年4月からFIREを実行に移しているさんろくです。
本日は米国株の話です。
NVIDIAが「NvLink Fusion」を発表
先日、NVIDIAが「NvLink Fusion」という取り組みを発表しました。
簡単に言うと、NVIDIAが開発した“AIチップ同士を超高速でつなぐ技術”で、複数のGPUや他社製のカスタムAIチップを一体化し、巨大な脳のように働かせるものです。
従来はNVIDIA製GPU同士の接続が主でしたが、今後はAMDやGoogleなどのAIチップとも連携可能になります。
つまり、AI時代の「共通土台」として、NVIDIAは“独占”から“ハブ”へと進化を始めています。
ジェヴォンズのパラドックス
今年の1月下旬、DeepSeekショックが起こったあとにこんな話がありました。
「産業革命によって蒸気機関が改良され、石炭の利用効率の向上が起こった。人々は石炭の利用が減ると想像した。結果は違った。むしろ産業革命が国中に広まることで石炭の総利用量が増加した。」
この現象がAI・GPUについても起こる可能性があり、DeepSeekのような効率的な学習方法を活用したとしても、GPU(やAIデータセンター)の需要はむしろ増加する可能性すらある、というものです。
NVIDIAの取り組みに当てはめると
冒頭の「NvLink Fusion」の話に戻ります。
NVIDIAはジェヴォンズのパラドックスを意識し、自分たちで独占するのではなく、AIデータセンターの拡大に少しでも関与し続けよう。そのための接続システム(インフラ)を提供しようと意図しているのではないでしょうか。
競争自体無くならないまでも、NVIDAとライバル企業の双方の良いとこ取りをすることで、全体のパイを拡大していこう。いやむしろ、ジェヴォンズのパラドックスの通り拡大するAIデータセンターのインフラを押さえよう。
そいういった取り組みに感じました。
CEOの慧眼
NVIDIAのファンCEIOは生き馬の目を抜くようなテック業界に於いてさえ先見の明があると言われています。将来AIがくると予測し、自社のリソースの大半をAI開発に向けた。その鋭い読みが「NvLink Fusion」を通じて、NVIDIA独占から一部開放あるいは競合と協業することの方が自社のためになると判断したということです。
その背景には、ジェヴォンズのパラドックスと呼ばれる現象がAI業界にも訪れると確信しているに他なりません。
私はAI関連銘柄に投資しつづけます。